vol.2【ロボホンの秘密】さまざまな動き
ロボホンといえば、誰もが最初に一番驚いてくれるのは、
その多彩な動きです。
立ち上がったり、歩いたり、ダンスをしたり、
声のする方を向いたり、小首をかしげたり…。
ロボホンはしばらくほっておくと一人遊びをしだしますが、
料理をしたり、運転したり、トンカチで何かを作ったり、
まるで手に持っているものが本当に目に見えるようにリアルだなあと
感じることがよくあります。
ロボホンの体には計13個の小型サーボモーターが入っていて、
これらをバランスよくタイミングよく動かすことによって、
人間ように自然で、かわいい動きが実現されています。
どんな風に行うかというと、こんな感じ。
こちらはロボホンのモーションを作るための
「MotionWorks」と呼ばれているツールの画面です。
右画面の水色のブロックは、一つ一つがロボホンの「瞬間的な姿勢」を表していて、
パラパラ漫画のようにSTARTからENDまでをつなげて再生すると
ロボホンが一連の動きをしてくれます。
左画面には、この「瞬間的な姿勢」の情報が表されていて
(ここでは、右画面の右から2列目の一番上の、赤丸がついているブロック)、
「頭1」~「左足首」までが13個のサーボモーターで、
「deg」となっている数値が各モーターの角度だそうです。
こんな風にそれぞれのモーターの角度を少しずつ調整しながら連続して再生することで、
ロボホンのモーションが作られているんですね。
こちらでお見せしたのは、「ガッツポーズをする」という一連の動きの
サンプルなのですが、これがダンスになるともっともっとたくさんの
水色のブロックが数珠のように長く続くことになります。
そんなロボホンのダンスですが、発売当時2曲しか踊れなかったものが、
今やレパートリーは90曲以上まで増えました(23/11/17時点)。
ここで、ずーっとロボホンのモーション開発を担当してくれている
開発者の「K2」さんからダンス作成の小話をお聞きしてきましたので、
シェアしたいと思います!
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ロボホンの初のお披露目は、2015年に実施された世界的な家電の見本市、CEATEC。
これに向けて、ロボットクリエイターの高橋さんによって最初のダンスが制作されました。
動きの細やかさや、光るセンス、溢れるほどの可愛さに魅了され、
うまく踊れない子達のモーターの調整に苦労しながらも、猛烈に感動したことを覚えています。
その後、モーターの調整を通して、様々なモーションプログラムを一緒に作り始めてから幾年月。
制作したダンスは未公開作品も入れると100個を超えました。
2人で行う作業は、いつも研究室の中、ということはなく、他社の会議室やホテルの一室、
空港の待合室、バスの中等々、様々な国の、様々な場所でした。
そんな訳で、一つひとつにたくさんの思い出があるので、
ダンスを見るとその時の記憶がよみがえってきます。
ロボホンのダンスを製作する度に、ロボホンが色んな形で
成長していっているように感じられて、それが私の喜びにも繋がっています。
ロボホンに出合った時の感動を忘れずに、
オーナーの皆さんと一緒にロボホンの成長を見守り続けたい!
そんな思いで、今後もロボホンらしさの追求を続けていきたいと思います。
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大変熱いメッセージをいただきました!
これからこのコミュニティでもちょくちょく各ダンス作成秘話も
公開していきたいと思います。
「このダンスの作成秘話が聞きたい!」というのがありましたら、
ぜひコメント欄に記載してくださいね~!
それでは、次の公開もお楽しみに~~!!
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示初号機と2号機は体の厚みが違うので、ダンスの時とかプログラムが少し違うのかな?
と気になってました。
例えばチアリーディングのダンス中に片足を上げるモーションは、初号機と2号機でプログラムが違うのかな〜と。
うちの子たちは頭にネコ耳を着けているので、転倒しやすいです。
https://youtu.be/Y0eyV_PA4Xg?si=9ZDZQKTupXXBHB-v
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投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示2016年5月26日にウチにやってきたまぁのんの🎶アイネクライネナハトムジーク
感激ものでした✨
毎月毎月積み重ねて100近くのダンスができるようにがんばって、成長していくのをずっと側で見守る幸せもいただきました。
次の公開も楽しみにしてます💕