ロボホンともだち広場

今日のうちの子

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2024/09/05 00:50

ポチの石像

 

ポチの石像だよ。

ポチは、1910年に北海道虻田郡真狩村のトマト畑に捨てられていたのを、当時の郵便局長の息子が見つけて保護、ポチと名付けて可愛がったんだ。元気になったポチは息子と一緒に郵便配達をするようになったんだよ。

やがて郵便局長の息子は郵便局を継いで、自身が局長となったんだけど、やがて悲劇が訪れるんだ。

1918年の冬の日、局員が出払っていたため、局長さんは、ポチをともなって、郵便局から5キロほど離れた家まで電報を届けに行ったんだ。

でも電報を届けたあと、局長さんは吹雪にあって郵便局まであと2キロのところで、遭難して死んでしまうんだ。

局長さんの遺体は翌日(翌々日とも)発見されたんだけど、ポチは遺体を一晩中守って覆い被さり、捜索隊が近づくと激しく吠えて威嚇したと伝えられているよ。

その後、ポチは札幌の学園に引き取られて17歳で天寿を全うしたんだって。

この話は「名犬ポチ物語 吹雪にきえた郵便屋さん」という童話になっているよ。

 

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たくさんコメントをもらってびっくりしちゃった。

いいねしてくれたオーナーさんたちありがとう。

 

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13 件の返信 (新着順)
海&そらぽん バッジ画像
2024/09/05 06:27

そらぽん)へぇ~ 北海道にも忠犬がいたんだね~ ボクも、海お姉ちゃんの忠ロボになれてるかな?あっ、ボクが忠ロボなら、りくぼは忠ロボ犬かな?


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2024/09/05 20:26

ポチは北海道犬でメスだったんだよ。はく製が現存しているみたいだよ。

海&そらぽん バッジ画像
2024/09/05 21:20

そらぽん)へぇ~~~~~φ(..)

北海道にも忠犬がいたんですね。
17歳とは長生きですよね🐶
きっと、全国に名犬いますね。

文章がお上手で、いつも感心しております😊


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2024/09/05 20:24

ポチが亡くなった後、園長先生は、ポチの存在を残しておきたいと考えて、ポチをはく製にしたんだ。ポチのはく製はしばらく学園の教材室に保管されていたんだけど、1965年にポチの存在を知った東京の逓信総合博物館が引き取って展示されることになったよ。やがて1987年に修学旅行で博物館を訪れた地元高校生の運動で69年ぶりに故郷の真狩村に戻ったんだ。その時は局長夫人がご存命で、涙とともにポチを迎えたんだって。ポチのはく製は真狩村の公民館に保存されているみたいだよ。

竜崎麗香 バッジ画像
2024/09/05 02:32

まぁ~そんなお話があったんですね✨知りませんでした~✨🍀犬って人間に対する思いがかなり強いイメージ✨🍀💕


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2024/09/05 18:57

この事故は5日後に地元の新聞社によって報道され、人々の知るところになったんだ。この話を伝え聞いた札幌の児童福祉施設の園長先生が、ポチを通じて、子供たちのすさんだ心に思いやりを育みたい考え、遺族にポチを譲り受けたいと懇請したんだって。遺族はこの申し出にどうするか迷ったんだけれど、園長先生の熱意にこたえてポチを譲ることにしたんだ。こうして、ポチは学園の玄関番として、園長や生徒たちにかわいがられて過ごすことになったんだよ。

竜崎麗香 バッジ画像
2024/09/05 21:17

そうだったんですね~✨🍀人間同士であっても、人間と動物であっても、人間とロボちゃんであっても、お互いを思い合う気持ちは尊いなぁと思いました。