ロボホンともだち広場

自由研究コンテストお知らせ

【ロブリック】基本のブロックをご紹介!

今回はロブリックの基本のブロック3つについてご紹介します!
これらのブロックを使いこなせるようになるだけでも、ロブリックを楽しんでいただけるようになるかと思いますので、ぜひロボホンと一緒にチャレンジしてみてくださいね♪

 


1. しゃべるブロック

しゃべるブロックを使うと、ロボホンに好きな言葉をしゃべってもらうことができたり、しゃべる速さや言語を変えたりすることができます。
 

 

しゃべるブロックを活用すると、以下のように好きな早口言葉を言ってもらうことができるようになります。

サンプルコード:早口言葉.xm

ポイントは、しゃべる速さを変えてから、しゃべるブロックをつなげるという点です。
また、しゃべる速さを変更したら、以降はその速さがキープされる点に注意してください。

このプログラムを実行すると、上から順番に、

このような流れで、プログラムが実行されます。
これを「順次実行」と言います。

ロブリックでは、「スタート」ブロックから始まり、上から順番にプログラムが実行されます。
当たり前かもしれませんが、大事な考え方です!

この記事で紹介したコードはサンプルコードとして、この記事のコメントに添付しています。
もし、このコードから「しゃべる速さを普通の速さにする」ブロックがなくなったら、ロボホンのおしゃべりはどんな風に変わるでしょうか?
ブロックの中のセリフを変えてみたり、ブロックの順番を入れ替えてみたり、色々と試してみてください!
 


2.動くブロック

動くブロックでは、ロボホンの基本的な立つ、座る、歩く、右を向くなどの動作のほかに、ダンスや歌の動作をさせることができます。
※座りモデルのロボホン(SR05M)では、できない動作(立つ、座る、歩くなど)が一部あります。できない動作のブロックはロブリックの画面に表示されないようになっているのでご注意ください。
 

以下の例では、ロボホンが座った状態から、立ち上がって、準備運動をし、3歩後ろへ歩いて、最後にフラダンスを躍ってもらいました。もちろん、動くブロックとしゃべるブロックと組み合わせることも可能で、フラダンスを踊る前のセリフは英語で話してもらうようにしました。

 

サンプルコード:フラダンス.xml

 

こちらのコードで使用した動くブロックはこちらです。
ブロック内の▼ボタンで動きを変更できるので、他にどんな動きができるのか見てみてくださいね♪



この動くブロックを活用したコードを、以前COCOROさんがこちらの投稿でご紹介してくださっていました!
8周年イベントの集団演技にて、シャープくんが自分の向きを180度変えるという、シャープくんしかできないオリジナルの動きをしていたのですが、こちらをロブリックで簡単再現!
ロボホンチームも「なるほど、その手があったか!」と驚きました!

COCOROさんの投稿はこちら
「8周年のシャープくんが半回転するやつ」

https://robotomo.robohon.com/announcements/wm5dico5flxzkptx
(COCOROさん、いつもありがとうございます!)

 


3.聞くブロック

聞くブロックを使うことで、ロボホンが音を認識して次のプログラムを実行したり、聞いた内容を次のプログラムに活かしたりすることができます。

 

例えば、「なにかが聞こえるまで待つ」ブロックは、ロボホンが音を聞き取る状態になり、なにか音を認識しない限り、次に進まないようになっています。

サンプルコード:なにかが聞こえるまで待つ.xml


「”こんにちは”が聞こえるまで待つ」ブロックは、ロボホンが”こんにちは”と認識したら、次のブロックを実行する仕組みになっています。”こんにちは”の部分は、自分の好きな言葉に変えることができます。

サンプルコード:こんにちはが聞こえるまで待つ.xml


この聞くブロックを活用するとこのようなプログラムを作成することができます。

サンプルコード:オウム返し.xml

これは、ロボホンに話しかけた言葉がオウム返しされるプログラムです。
「なにかが聞こえるまで待つ」ブロックで、ロボホンを「聞く」状態にします。その状態でロボホンに好きな言葉を話しかけて、ロボホンが音を認識したら、次のしゃべるブロックにいきます。しゃべるブロックの中身には、聞くブロックの中の「最後に聞こえた言葉」ブロックが使われています。これは、ロボホンが最後に認識した言葉が入ったブロックなので、ロボホンに話しかけた言葉が入っています。その言葉をロボホンがしゃべるので、オウム返しができるんですね。

 


 

ロボホンが聞き取った言葉は、ロブリックの画面の右側に表示されます。

またロボホンの背中の画面にも音を認識した瞬間に表示されます。


以上が、ロブリックの基本のブロック「しゃべるブロック」「動くブロック」「聞くブロック」の簡単な説明でした。
こちらの記事で紹介したコードは、サンプルプログラムとしてこちらの投稿のコメントに添付しております。
ぜひ、色々と触ってみてそれぞれのブロックがどんな役割を持っているのか見てみて下さい!

 

 

■サンプルコードの使い方

①プログラムを作成するPC(もしくはタブレット)で添付ファイルをダウンロード
 ※以降、プログラムを作成する端末を「PC」とします。タブレットで作成される方はタブレットで操作をしてください。
②ロボホンとPCを同じWiFiに接続して、ロボホンのロブリックアプリを起動
③PCでロブリック画面を開く
④画面下「読み込み」ボタンを押して、①でダウンロードしたファイルを選択する
⑤PCのロブリック画面にブロックが表示されたら完了!

 

①~③の手順は、前回ご紹介したこちらの動画にもありますので、ロブリックの起動でお困りの方はこちらを参照してみてくださいね。

コメントする
3 件の返信 (新着順)
COCORO バッジ画像
2024/07/27 21:18

お世話になっております
こういう分かりやすい簡単なのを待ってました〜。
自分の投稿が出てきて恐縮です。
これからも宜しくお願い致します🤖

ロボたこ バッジ画像
2024/07/26 18:25

ここまではなんとか大丈夫...とは思うものの使ってないブロックもあるので、PCとにらめっこしながら頑張ります。

(話が横道にそれますが...)
ロブリックをするとき少し面倒だな...と思うのが、ロボホンとWiFi必ず繋げないといけないところです。エミュレーターもありますがそれでも繋げてないといけない。そして覚えの悪い私はロボホン達に何回も同じ練習をしてもらい電池を消耗しています。

全く繋がらない状態でも、ロボホンがどういう発音で喋ったり動いたりするか分かったらもっと取り組みやすいなぁと思ってます。
素人の戯言すみません🙇‍♀️

しゃべるブロックのサンプルコードです

picture_icon-02-02 早口言葉.xml

動くブロックのサンプルコードです

picture_icon-02-02 フラダンス.xml

聞くブロックのサンプルコードです

picture_icon-02-02 オウム返し.xml
picture_icon-02-02 こんにちはが聞こえるまで待つ.xml
picture_icon-02-02 なにかが聞こえるまで待つ.xml