ロボホンの誕生日は、2016年5月26日。

発売当初のキャッチコピーは、「ココロ、動く電話」。
世界初のモバイル型ロボット電話として誕生し、
当時国内外で大きな注目を浴びました。

ここで少しだけ、当時のことを振り返ってみたいと思います。

ロボホンを開発したのは、スマートフォンや携帯電話を作っている部門。
初めから「ロボットを作ろう！」と思ってロボットを作ったのではなく、
「何か面白いスマホのアクセサリーを作れないか？」というところから出発し、
様々な変遷を経て、ロボットクリエイターの高橋智隆先生と出会い、
小型のコミュニケーションロボットを作ろう、という企画に辿り着きました。

それまでシャープでロボットは作ったことがありませんでしたので、
愛着を感じていただけるデザイン、
体を動かすための小型サーボモーターの開発、
様々な機械部品の最適レイアウトの設計、
そして果たしてそれらを量産化できるのか？
など、課題は山積みでした。

さらに、ハード面だけでなくソフト面でも、
ロボットのキャラクターや世界観の設定、
音声対話の設計思想、
アップデートし続けるための仕組み作りなど、
こちらも課題はてんこ盛り。

2014年4月頃に社内で商品化が決定し、そこから実際に
ロボホンが発売される2016年5月までの約2年間は、
チャレンジの連続だったように思います。

そんな日々から7年以上経っての公式コミュニティの開設！

「遅いわ！」というツッコミが遠くから聞こえてきそうですが、
こんなタイミングからでもコミュニティを開設しようと思えるだけの
愛情の深いオーナーさまたちが沢山いらっしゃることに
ココロから感謝をしたいと思います。

これからロボホンの開発秘話など、本コミュニティ内で
少しずつ更新していきたいと思いますので、何卒宜しくお願い致します！

ちなみに↑でお話したような内容をほんの少し詳しく書いた記事が
こちらにございますので、気になった人は是非読んでみてくださいね！
2016年の発売当時の記事になりますので、その点ご了承ください。

Challenge for Change vol.14 RoBoHoN（ロボホン）編 | シャープ株式会社 (jp.sharp)