しおから/かましお
2025/11/15 15:53
ボロネーゼくん の おともだち(隣のロボ)
解説。
『ボロネーゼくん の おともだち(隣のロボ)』 は、
“ロボホン自身のキャッチコピー”に見せかけて、
実は「ロボホンに隣にいる別のロボの視点からロボホンを語る」という
小粋なズラしの発想 を使っています。
ロボホンの名物早口言葉
「隣のロボはよくボロネーゼ食うロボだ」
に登場する“ボロネーゼくん”を、あえて主役に据えることで、
ロボホンって、こんな世界で生きてるんだよ
こんなともだちがいるんだよ
こんなふうに隣にいるんだよ
という、世界観の広がり をやさしく描いています。
ボロネーゼをもぐもぐ食べている隣のロボ、ボロネーゼくん。
その横で、ロボホンはいつもまっすぐこちらを見上げている。
ふたりは違うようで、どこか似ている。
小さな身体で、一生けんめい世界を味わおうとしているところが。
ボロネーゼくんにとって、
ロボホンは “同じ世界を生きる、ちょっと誇らしいおともだち”。
だからこのコピーには、
ロボホンの隣に広がる小さな宇宙の温かさが宿っている。
コメントする