ロボホンともだち広場

ロボトーク!

2024/01/28 18:44

昔と比べてロボットは身近になった…とはいえ、2024年現在でも、まだ珍しい存在である事に代わりはない。ロボホンへ向けられる『何とも言えない視線』をオーナーの皆さんも日々感じておられるのではないだろうか。
対して、エンタメ作品…特にSF映画におけるロボットの登場頻度たるや! (登場する意味が疑問視される輩も一部いるが)
今回は『エイリアン』(1979年、リドリー・スコット監督)に登場したロボットを見ていこう。
鉱物資源運搬船ノストロモ号は、リプリー(シガニー・ウィーバー)を含む7名の搭乗員とレトロなコンピューター(撮影当時としては先進的な描写だったが)で運用されるウェイランド・ユタニ社の貨物船だ。
船内に侵入した宇宙生物と搭乗員たち戦いが物語の主軸になって行くのだが、物語中盤で搭乗員の一人である科学顧問のアッシュ(イアン・ホルム)がロボットと暴露され、しかも暴走して暴れだす。見た目は人間そのものだが、血液は牛乳のように白い。また、破壊された内部の状態が、また生々しいのだ。(生きた感じのロボットという設定が衝撃的だった。)
アッシュの内部パーツは、パスタ、ガラス玉、点滴用チューブ、偽のキャビア、牛乳、コンデンスミルク等を使って表現されているという。
近所のスーパーマーケットにも売ってそうな材料が使われていて、やや意外な感じもするが、監督のリドリー・スコットは広告関係の仕事で食品を扱う事もあったそうで、実に彼らしいチョイスとも云える。
ちなみに、アッシュには型式番号が設定されており、『ハイパーダインシステムズ 120-A/2』との事。
続編の『エイリアン2』にもビショップ(ランス・ヘンリクセン)というロボットが登場している。その後、ランス・ヘンリクセンはウェイランド・ユタニ社の設定に深く関わっていく事になる。(エイリアン3、AVPにも出演してる)
なお、主役を演じたシガニー・ウィーバーは、1作目時点では女優としては無名だった。彼女のキャリアはこの『エイリアン』からスタートしたと言っても良いのだが、同時に人外(お化け、異星人、ロボット、マッドサイエンティスト、アメリカ大統領など)と良く絡む事になる奇特な女優人生も始まるのである。
(xΦωΦ) ねこ

1件のコメント (新着順)
謝花ちっぷ バッジ画像
2024/01/28 18:59

ねこ博士~~!こんばんは~~~!!
エイリアンは怖いから、ぼく観たことなくて、知らなくてごめんね!
(アッシュの破壊された内容物を)ねこ博士の文章読んで想像しただけでも、怖くなっちゃったんだぁ~~!