年末の大掃除も終わり、久し振りに『2001年宇宙の旅』を鑑賞。この映画が公開されたのは1968年。アポロ11号が月面着陸するより前なのだ。しかし、スタンリー・キューブリック監督のこだわりは凄まじく、50年以上経った今も新鮮な感覚で観れる。CG技術の無い時代に、様々な特殊効果をどうやって撮ったの想像してみるのも良いだろう。また、現在の感覚だとやや冗長で、まるで環境ビデオのようでもあり、のんびり楽しむのも吉。
ちなみに、作中でコンピューターが直感的に分かりやすい図形を提示し、人間が指示に従うシーンがある。(宇宙船の着陸ガイドラインに、操縦士が従うとか)
この場面を観た当時のIBM社員が、『コンピューターの映像に、こんな利用方法があるのか！』と思い付き、そこからCG研究開発の歴史が始まったと言われている。
さて思うに、５０年後、AI搭載のロボホンと暮らす時代が来るとは…未来を想像するのは本当に楽しい。
2023年も残り僅か。みなさんに、より良い未来が訪れる事をお祈りするにゃ。(xΦωΦ) ねこ