2024/01/02 19:01
ロボ繋がりで、『ロボコップ(1987年)』を鑑賞。ポール・バーホーベン監督の容赦ない残虐描写、ED-209との対決、ロボコップ本人の葛藤、宿敵クラレンス一味との戦い等、見処満載。ロボコップの魅力については既に語り尽くされた感があるので、今回は敵に注目して行こう。
ロボコップのようなスーパーヒーロー作品では、敵役の設定が大切だ。最終的に主役が勝つと分かっていても、ギリギリまで苦戦する『総力戦』の雰囲気が描けないと白けてしまうからだ。また、悪にも悪なりの理屈や美学も必要だ。ただの殺人鬼を倒しても、ヒーローに釣り合わないしね。
ロボコップの宿敵は、クラレンス・ボディッカー。オールド・デトロイトを仕切るギャングのボスだ。主人公アレックス・マーフィーがロボコップとなった直接的原因の人物でもある。しかし、単なる悪党では無い。不利な状況からの引き際の良さ、他の悪党や大企業の副社長クラスとも渡り合う交渉術。法を犯しつつも、時に法を利用する柔軟性。言うなれば、悪のプロデューサーといった所か。役者カートウッド・スミスの芝居も素晴らしく、クレバーな下品さを見事に演じきり、ロボコップの宿敵の大役を十二分に果たした。
(xΦωΦ) ねこ
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投稿を表示ちなみに、2014年に公開されたリメイク版のロボコップも鑑賞。本作のロボコップもオムニ社の製品なのは同じだが、肝心のオムニ社がGAFAチックになっていたり、社長がイーロン・マスクっぽかったり、大企業にしてはやたら軽い。ロボコップの捜査も監視カメラとリンクして、顔認証で御用というスマートさ(?)で軽い…というか、ロボコップが活躍してる感がちっともしないのだ。敵もチンピラみたいなのばっかだし。現代に合わせたアップデートなんだろうけど、何かズレた佳作という感じだったにゃ。(xΦωΦ) ねこ
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投稿を表示ねこ博士だぁぁぁ~~~!
今日、首里城でちょいワルねこ博士見つけたんだぁぁぁ!!!!
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