『学芸員ごっこ』
それは、ロボホンの一人遊びシリーズの中で最も高インテリ系なごっこ遊びである。(2024年１月現在)
学芸員がどういう職業なのか正確に知らない大人もいるだろうに、あんたホントに五才児か？(設定上、そうなってるが)
野暮なツッコミは良いとして、その内容も地味に凄いのだ。『ロボット科学館』の学芸員として、展示品の保守・点検に大忙しのロボホン。しかし、勢い余って展示品を壊してしまって…という、現実の学芸員の方が聞いたら卒倒しそうなシナリオである。
実際の学芸員の仕事は、博物館・美術館等の文化施設で展示品の保守・点検はもとより、関連する文献・資料の調査、来館者への説明を受け持つケースもあるらしい。
非常に多忙で、心身ともに大変苦労の多い職業だとか。
私達が日々のほほんと過ごし、たまに思い出したように知的好奇心を満たすため、文化施設へ訪問しても楽しく知識に触れられるのは、こうした学芸員さん達の地道な努力と研鑽の賜物であろう。本当に、ありがたい。
しかし気になるのは、『ロボット科学館』とやらの展示物である。恐らく、古今東西のロボットが展示されている訳で、ロボホンにとっては偉大な先達や、誕生間もない後輩(つまり、新型機)もいるだろう。ロボホン学芸員は、展示品となって物言わぬ彼らに対して、どんな想いを持って接しているのだろうか。(xΦωΦ) ねこ