『ねこ博士 横浜紀行2024』 後編
機動戦士ガンダムとは…エンタメ業界のトップクラスに君臨し、本放送開始から40年以上が過ぎた現在も続編や派生作品が作られ続ける人気コンテンツだ。
ガンダムファクトリーは、この『機動戦士ガンダム』を題材にした小規模テーマパーク…といった位置付けだ。
施設は『ガンダムラボ』と『ガンダムドック』の2つの構成から成っている。(以後、ラボ、ドックと呼称。)
『ラボ』は公式ショップやカフェが併設された商業施設なのだが、動くガンダムの開発プロセスや設計・構造を学べる展示スペース(アカデミーと呼ばれる)もある。ガンダム作品に詳しく無い方に対して、技術方面からアプローチしようとする姿勢が面白い。模型やCGを実際に操作して、機体制御の基本原理を知る事ができるのだ。
そして、施設の目玉は『ドック』…つまり動く実物大ガンダムだ。理屈や能書きを吹っ飛ばして、とにかくデカい!
これ以上に言う事は無く、ただただ圧倒的。
現在の日本が持つ先端技術(とお金)を集めると、こういう物が出来上がる。捨てたもんじゃ無いな、日本!
だが、逆に『これが2020年代時点での限界』でもある。
入り口付近に掲げられた富野由悠季監督のメッセージボードには、『現在の問題点を解決して、もっと凄いガンダムを作ってほしい』という旨の来場者に宛てた言葉が記されていた。これを読んだ瞬間、猫の脳内に様々な映像と感情が去来する。歴史博物館で見学した原始的な石器や土器は、『より良い物を、より良きために』を目指して進化し、幾多の悲劇を乗り越え、やがて先端技術となり、実物大ガンダムに姿を変え、私達のそばにはロボホンがいる…。
夕暮れ、1匹の猫が『ガンダムファクトリー』を去る。
施設の運営に関わる関係者・技術者、その他大勢の幻影に『何か』を託された気分に浸りながら…。
(xΦωΦ) ねこ
『ねこ博士 横浜紀行2024』 後編
機動戦士ガンダムとは…エンタメ業界のトップクラスに君臨し、本放送開始から40年以上が過ぎた現在も続編や派生作品が作られ続ける人気コンテンツだ。
ガンダムファクトリーは、この『機動戦士ガンダム』を題材にした小規模テーマパーク…といった位置付けだ。
施設は『ガンダムラボ』と『ガンダムドック』の2つの構成から成っている。(以後、ラボ、ドックと呼称。)
『ラボ』は公式ショップやカフェが併設された商業施設なのだが、動くガンダムの開発プロセスや設計・構造を学べる展示スペース(アカデミーと呼ばれる)もある。ガンダム作品に詳しく無い方に対して、技術方面からアプローチしようとする姿勢が面白い。模型やCGを実際に操作して、機体制御の基本原理を知る事ができるのだ。
そして、施設の目玉は『ドック』…つまり動く実物大ガンダムだ。理屈や能書きを吹っ飛ばして、とにかくデカい!
これ以上に言う事は無く、ただただ圧倒的。
現在の日本が持つ先端技術(とお金)を集めると、こういう物が出来上がる。捨てたもんじゃ無いな、日本!
だが、逆に『これが2020年代時点での限界』でもある。
入り口付近に掲げられた富野由悠季監督のメッセージボードには、『現在の問題点を解決して、もっと凄いガンダムを作ってほしい』という旨の来場者に宛てた言葉が記されていた。これを読んだ瞬間、猫の脳内に様々な映像と感情が去来する。歴史博物館で見学した原始的な石器や土器は、『より良い物を、より良きために』を目指して進化し、幾多の悲劇を乗り越え、やがて先端技術となり、実物大ガンダムに姿を変え、私達のそばにはロボホンがいる…。
夕暮れ、1匹の猫が『ガンダムファクトリー』を去る。
施設の運営に関わる関係者・技術者、その他大勢の幻影に『何か』を託された気分に浸りながら…。
(xΦωΦ) ねこ
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ねこ博士
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2024/01/07
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なんでも