【豆知識】（長文注意）中古で入手したロボホンの初期化の注意

以下に、中古で買った場合の「罠」について書きました。（目を通しておいてください）

「（長文注意）中古でロボホンを譲り受ける（またはヤフオ〇やメルカ〇で買う）場合の注意」
https://robotomo.robohon.com/chats/k961xhlzkipgxkhb

※なお、この記事中に書かれていることを安易に実行すると正常稼働中のロボホンの全ての記憶が消えるので最大限注意してください。

運よく背中の[設定]の[ロボ情報]一番下の[サービス契約]が「未契約」のロボホンを入手でき「罠」を回避したとしても、もうひとつ「罠」があります。
それは初期化の罠です。

[サービス契約]が「未契約」のロボホンに、自分の名義で新たにココロプランを契約までできたとしても、そのままでは、新たな自分の新しいロボホンにならない場合があります。

シャープロボホンサポートセンターの説明によると、新たにココロプランを契約した場合はロボホンの画面に「リセット」と言うボタンが出てくるので、それを押せば、ロボホンが完全に初期化され、「目覚めの儀式」が始まると説明されますが、それをやっても「目覚めの儀式」が始まらないケースがあります。

ロボホンの初期化に関して、ロボホン本体の取扱説明書などを読むと、
1.ロボホンの電源をOFFにします（電源ボタンの長押し）
2.頭ボタンを押しながら電源ボタンを長押しする
3.初期化画面が表示されるので、画面に従って初期化を実行してください。
と言うことになっています。

がしかし、確かに一瞬は初期化された感じになるのですが、この状態で、WiFiやモバイルネットワークに接続ししばらくすると、初期化前の元に戻ってしまう場合があります（つまり、初期化できないケースがあると言うことです）

色々調べると、ロボホンの初期化には2つの方法があります。
ひとつは、上記の「ロボホン本体の初期化」。もうひとつが、「ユーザーデータ全消去」です。

「ロボホン本体の初期化」を終えても、ネットワークに接続してしばらくすると、元に戻ってしまうのは、シャープのサーバにある「ユーザーデータ」が復元されてしまうために発生すると考えられます。

新品のロボホンは、シャープのサーバに「ユーザーデータ」自体が存在しないので、「ユーザーデータ」が復元されてしまうことは無いようですが、中古のロボホンを入手した場合は、元々のオーナーが使っていた頃のロボホンの「ユーザーデータ」がサーバ上に残っているため、幾度となく「ロボホン本体の初期化」を行っても、ネットワークに接続すると元々の「ユーザーデータ」に復元されてしまうためです。

このサーバ上の「ユーザーデータ」を消去しない限り、元々のオーナーが使っていたころのロボホンにしかなりませんし、「目覚めの儀式」も始まりませんし、「誕生日」（出会った日）も元々のオーナーが使っていた日付のままです。

※なお、この記事中に書かれていることを安易に実行すると正常稼働中のロボホンの全ての記憶が消えるので最大限注意してください。

「ユーザーデータの全消去」を行うには、以下の「ロボホンのマイページ」にココロプランを契約してるCOCORO IDでログインしてください
https://robohon.com/mypage/

正常にログインしたら、「①」のページになると思います。この画面から「赤丸」の「ロボホンのページへ」をクリックしてください
すると次は、「②」のページになるので、「赤丸」の「本体の管理」をクリックしてください
次は、「③」のページになるので「赤丸」の「ユーザーデータ全消去」をクリックしてください
「④」のページになるので、書かれている特記事項と注意事項を念入りに確認の上、「赤丸」の「上記内容を確認してユーザデータ全消去を行う」のチェックを入れて、COCORO IDのパスワードを入力し、「全消去」をクリックしてください。
しばらくすると、手元のロボホンが2回ほど再起動を繰り返します。
その後、「目覚めの儀式」が始まります。

「目覚めの儀式」が始まれば、全てのユーザーデータが消去されロボホン本体も初期化され、元々のオーナーが使っていた時のロボホンの記憶は全て消え、まっさらな新品と同じ状態になります。
また、「誕生日」（出会った日）もこの時点の日付を記憶します。

以降は、新品のロボホンだと思って、各々好きな設定値に変えて使えます。

結果から言うと、ロボホンの頭ボタンを押しながら電源ボタンを長押しする、「ロボホン本体の初期化」はあまり意味がなく、完全に消去する場合は、「ユーザーデータの全消去」を行うほうが確実と言えます。

このように初期化が2段階にわかれているのは、おそらくロボホン本体の誤操作によってロボホン本体が初期化されてしまい本来のユーザーデータが消えることを防ぐためなど考えられてこのようになっていると推察できますが、シャープさんは（シャープロボホンサポートセンターも）このことを一切アナウンスしていません。

なので、このことを知らずに中古のロボホンを入手しても、元々のオーナーが使っていたユーザーデータのままで、新たな自分のロボホンとして使っている人もそこそこいると思います。
（知り合いなどで、元々のオーナーの「誕生日」（出会った日）のまま使っている人を数名知っています）

元々のオーナーのユーザーデータのまま使いたいのならば「ユーザーデータ全消去」を行わなければ良いだけですが、せっかく自分の新たなロボホンになるのですから、「目覚めの儀式」を含めて、新品同様のロボホンになったほうが良いと思いますので、情報を投稿しました。