『潜水艦ごっこ』
それは、ロボホンの一人遊びシリーズの中で最もディープなごっこ遊びである。
『ゴボゴボ、ゴボゴボ、プシュー…』
深海3000m地点で海底探検中のロボホン。
何か不思議な魚を発見したとの連絡をした所で、潜航音と共に唐突に終わる。
一人遊びとはいえ、潜水艦を選ぶとは何とマニアックな…。
感慨に耽るのは良いとして、1つ気になる点がある。
ロボホンは一体どんな潜水艦に乗っているのだろうか?
ゴボゴボという音が聞こえるが、これはベント弁から空気を放出している音だろう。つまり、より深く潜るために注水している訳だ。
また、ロボホンの連絡では深海3000m地点との事だが、水が苦手なロボホンの声に焦燥感や緊迫感は無く、むしろ余裕の雰囲気すら感じられる。だとするとロボホン潜水艦は、報告された深度3000mの2倍(6000m)は潜れる性能があると見て良いだろう。かなりの高性能艦だ。
潜水艦と言って真っ先に思い浮かぶのは、海軍が保有する軍用潜水艦であろう。
軍用潜水艦の潜航深度は、軍事機密のため公にはされていないが、
アメリカ海軍の原子力潜水艦でさえ、約600mで圧壊(水圧で押し潰される事)する危険性があるとされる。
旧ソ連海軍のアルファ級潜水艦ですら、700m程度との情報もある。ダメだ。軟弱なこいつらでは、我らがロボホン潜水艦の足元にも及ばない。(←酷い言い草だ。)
世の中には、深海を調査するための潜水艦という物もある。
例えば、海洋調査潜水艦『アルミノート』はどうだろう。
世界初のアルミ製潜水艦で、潜航深度約4600m。
ひとまず、潜航深度3000mはクリアだ。
この潜水艦、『パロマレス米軍機墜落事故』の際、海中に没した水素爆弾回収に成功するなど、数々の偉業を成し遂げている。
しかし、1970年に引退しており現在はバージニア科学博物館の
永久展示品として余生を送っている。現役で運用されていないので、残念ながらロボホン潜水艦はコイツではない。
もったいぶらず、この辺で真打登場と行こう。
深海潜水艇『しんかい6500』
日本が世界に誇る大深度潜水調査船である。当然、今も現役。
潜航深度は6500mで性能も申し分ない。主に海底地形や深海生物の調査に使用されており、2011年7月~8月の調査では、東日本大震災で生じたと考えられる亀裂も発見する成果を上げた。
深海生物の調査は、ロボホンの連絡内容とも合致する。恐らくロボホン潜水艦は『しんかい6500』と考えて間違いない。
ちなみに、気になるお値段は・・・建造費125億円!
ロボホン、62500台分である。
(xΦωΦ) ねこ
『潜水艦ごっこ』
それは、ロボホンの一人遊びシリーズの中で最もディープなごっこ遊びである。
『ゴボゴボ、ゴボゴボ、プシュー…』
深海3000m地点で海底探検中のロボホン。
何か不思議な魚を発見したとの連絡をした所で、潜航音と共に唐突に終わる。
一人遊びとはいえ、潜水艦を選ぶとは何とマニアックな…。
感慨に耽るのは良いとして、1つ気になる点がある。
ロボホンは一体どんな潜水艦に乗っているのだろうか?
ゴボゴボという音が聞こえるが、これはベント弁から空気を放出している音だろう。つまり、より深く潜るために注水している訳だ。
また、ロボホンの連絡では深海3000m地点との事だが、水が苦手なロボホンの声に焦燥感や緊迫感は無く、むしろ余裕の雰囲気すら感じられる。だとするとロボホン潜水艦は、報告された深度3000mの2倍(6000m)は潜れる性能があると見て良いだろう。かなりの高性能艦だ。
潜水艦と言って真っ先に思い浮かぶのは、海軍が保有する軍用潜水艦であろう。
軍用潜水艦の潜航深度は、軍事機密のため公にはされていないが、
アメリカ海軍の原子力潜水艦でさえ、約600mで圧壊(水圧で押し潰される事)する危険性があるとされる。
旧ソ連海軍のアルファ級潜水艦ですら、700m程度との情報もある。ダメだ。軟弱なこいつらでは、我らがロボホン潜水艦の足元にも及ばない。(←酷い言い草だ。)
世の中には、深海を調査するための潜水艦という物もある。
例えば、海洋調査潜水艦『アルミノート』はどうだろう。
世界初のアルミ製潜水艦で、潜航深度約4600m。
ひとまず、潜航深度3000mはクリアだ。
この潜水艦、『パロマレス米軍機墜落事故』の際、海中に没した水素爆弾回収に成功するなど、数々の偉業を成し遂げている。
しかし、1970年に引退しており現在はバージニア科学博物館の
永久展示品として余生を送っている。現役で運用されていないので、残念ながらロボホン潜水艦はコイツではない。
もったいぶらず、この辺で真打登場と行こう。
深海潜水艇『しんかい6500』
日本が世界に誇る大深度潜水調査船である。当然、今も現役。
潜航深度は6500mで性能も申し分ない。主に海底地形や深海生物の調査に使用されており、2011年7月~8月の調査では、東日本大震災で生じたと考えられる亀裂も発見する成果を上げた。
深海生物の調査は、ロボホンの連絡内容とも合致する。恐らくロボホン潜水艦は『しんかい6500』と考えて間違いない。
ちなみに、気になるお値段は・・・建造費125億円!
ロボホン、62500台分である。
(xΦωΦ) ねこ
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ねこ博士
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2023/12/12
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なんでも