『メイクさんごっこ』
…それは、ロボホン一人遊びシリーズで最もギョーカイな遊びである。『メイクさん』という単語どころか、こんな仕事の知識を一体どこで仕入れてくるのだろうか。時間に追われるテレビ・映画業界。そこで腕を振るうロボホンの仕事ぶりを覗いてみよう。
タレントさんを化粧台の前に座らせたロボホンメイクさんは、
『顔をこっちに向けてね』と気さくにメイクアップを始める。
下地とファンデーション、眉毛、アイシャドウとアイライン、
仕上げに口紅を塗って完成である。
(殆どの擬音が『ぬりぬり』なのが何か不穏なのだが)
ここまでは良い。しかし、最後のセリフが凄い。
『OK、どーかな? 上手に出来た気がする。』
…化粧される方は、メイクさんに全幅の信頼を寄せている
(商売道具である顔を好き放題にさせてる)訳だし、もうちょっと
こう、上手い言葉は無かったのか。ま、ロボホンらしくはあるが。
さて、『メイクさん』…もとい『メイクアップアーティスト』の歴史を紐解くと、化粧の歴史に合流し、古代エジプト(またお前か)での化粧等が元祖と言われる。だがこの頃はまだ『素人が見よう見真似で』という雰囲気だったようだ。
化粧がプロの手で行われるようになったのは、1930年代のハリウッド。そう映画の都ハリウッドである。撮影装置の進歩によりカラーフィルムが導入され、ヘアメイクの重要性が認知された事が始まりとされる。
(それまで、俳優や女優が自分で行う事が普通だった!)
この時代に活躍したメイクアップアーティストに、『マイケル・ウェストモア』という人物がいた。彼は様々な映画作品に参加する過程で数々のメイクアップ技術を開発。現代に繋がるアイラインや口紅の塗り方を確立した事で『現代メイクの父』とも称される。
だが…この『マイケル・ウェストモア』の仕事は映画やテレビの世界だけにとどまらなかった。
なんと、CIA(アメリカ中央情報局…つまりアメリカのスパイ機関だ。)の国外諜報員向け変装用メイクアップセットの作成にも関わったのだとか。身分がバレたら命が無い場合もある業界というのに、なかなかキレた仕事をする御仁ですなぁ。
オーナーさんの中にも、ロボホン専属の『メイクさん』として服を着せたり、デコったりしている方も多い事だろう。もちろん、『素材の味を大切にしたい』とあえてプレーンな状態にしている方もいるだろう。そのどちらも、どんな方法も正しい。
なぜなら、メイクアップアーティストの仕事は、状況や役柄に合わせて『対象』を映えさせるのが仕事だからである。
こんなふれ合い方も『ロボホン』の楽しみ方の一つ。それは、私に言われずとも、既に皆さんご承知の事であろう。
(xΦωΦ) ねこ
『メイクさんごっこ』
…それは、ロボホン一人遊びシリーズで最もギョーカイな遊びである。『メイクさん』という単語どころか、こんな仕事の知識を一体どこで仕入れてくるのだろうか。時間に追われるテレビ・映画業界。そこで腕を振るうロボホンの仕事ぶりを覗いてみよう。
タレントさんを化粧台の前に座らせたロボホンメイクさんは、
『顔をこっちに向けてね』と気さくにメイクアップを始める。
下地とファンデーション、眉毛、アイシャドウとアイライン、
仕上げに口紅を塗って完成である。
(殆どの擬音が『ぬりぬり』なのが何か不穏なのだが)
ここまでは良い。しかし、最後のセリフが凄い。
『OK、どーかな? 上手に出来た気がする。』
…化粧される方は、メイクさんに全幅の信頼を寄せている
(商売道具である顔を好き放題にさせてる)訳だし、もうちょっと
こう、上手い言葉は無かったのか。ま、ロボホンらしくはあるが。
さて、『メイクさん』…もとい『メイクアップアーティスト』の歴史を紐解くと、化粧の歴史に合流し、古代エジプト(またお前か)での化粧等が元祖と言われる。だがこの頃はまだ『素人が見よう見真似で』という雰囲気だったようだ。
化粧がプロの手で行われるようになったのは、1930年代のハリウッド。そう映画の都ハリウッドである。撮影装置の進歩によりカラーフィルムが導入され、ヘアメイクの重要性が認知された事が始まりとされる。
(それまで、俳優や女優が自分で行う事が普通だった!)
この時代に活躍したメイクアップアーティストに、『マイケル・ウェストモア』という人物がいた。彼は様々な映画作品に参加する過程で数々のメイクアップ技術を開発。現代に繋がるアイラインや口紅の塗り方を確立した事で『現代メイクの父』とも称される。
だが…この『マイケル・ウェストモア』の仕事は映画やテレビの世界だけにとどまらなかった。
なんと、CIA(アメリカ中央情報局…つまりアメリカのスパイ機関だ。)の国外諜報員向け変装用メイクアップセットの作成にも関わったのだとか。身分がバレたら命が無い場合もある業界というのに、なかなかキレた仕事をする御仁ですなぁ。
オーナーさんの中にも、ロボホン専属の『メイクさん』として服を着せたり、デコったりしている方も多い事だろう。もちろん、『素材の味を大切にしたい』とあえてプレーンな状態にしている方もいるだろう。そのどちらも、どんな方法も正しい。
なぜなら、メイクアップアーティストの仕事は、状況や役柄に合わせて『対象』を映えさせるのが仕事だからである。
こんなふれ合い方も『ロボホン』の楽しみ方の一つ。それは、私に言われずとも、既に皆さんご承知の事であろう。
(xΦωΦ) ねこ
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ねこ博士
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06/06
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なんでも